テレビ今昔物語29
今回は、全体的に、東京などのキー局と地方局の関係を見てみましょう。
現在の日本では、地方局の経営は独立はしています。ですが、テレビ番組は主として、東京のキー局からのものを放映しています。そして「系列」というものがあり、東京の日本テレビ、TBS,テレビ朝日、フジテレビ、テレビ東京に対応して、それぞれ地方の系列局が存在しています。
私が少年の頃の北海道は、STV・・・日本テレビ・フジテレビ系列とHBC・・・TBS系列の二つだけでした。しかし、その後HTB・・・テレビ朝日(NET)系列と、UHB・・・フジテレビ系列・・・さらには、TVh・・・テレビ東京系列ができています。
全国には、いろいろな名称の地方局があります。北海道と福岡は共通していまして、どちらもテレビ局名はすべてアルファベットです。面白いのは、岩手の「岩手めんこいテレビ」。実にほほえましいですね。そのうち「チャグチャグ馬っこテレビ」などが現れるかもしれませんね。
このごろは全国的に地方局も独自性を出しています。特に夕方の番組では、自社制作の情報番組などを、長時間放映しています。言うまでもなく、大阪のテレビ局は、最も早くから独自性を出していて、2時頃始まるワイドショーまでも「大阪発のもの」を昔から放映してきました。
番組もそうです。たとえばNHK朝の連続テレビ小説も、テレビ大阪制作のものが、しばしば見られます。NHK名古屋は昔から『中学生日記』や一部のドラマなどを制作してきましたね。
ただし、皆様ご存知のように、たとえば日本テレビの番組と言いましても、実際には、その下にある「番組制作会社」が作っていることが多いのであり、最近は制作会社の社長が自殺したりという事件に見られますように、制作会社の経営は苦しいようです。
次に横の関係ですが、私の子供の頃は、TBSの番組内では「決してフジテレビやNHKのことには触れず、それは大きなタブーでした」。しかし、最近は違います。フリーアナウンサーが増えるに比例して・・・また明石家さんまさんなどの縦横無尽なタレントの影響で、そういうことは、次第にフリーになってきています。
次回はCMについて述べたいと思います。その後、アメリカのテレビとの比較をしたいと思います。
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