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2009年7月

2009年7月28日 (火)

テレビ今昔物語29

今回は、全体的に、東京などのキー局と地方局の関係を見てみましょう。

現在の日本では、地方局の経営は独立はしています。ですが、テレビ番組は主として、東京のキー局からのものを放映しています。そして「系列」というものがあり、東京の日本テレビ、TBS,テレビ朝日、フジテレビ、テレビ東京に対応して、それぞれ地方の系列局が存在しています。

私が少年の頃の北海道は、STV・・・日本テレビ・フジテレビ系列とHBC・・・TBS系列の二つだけでした。しかし、その後HTB・・・テレビ朝日(NET)系列と、UHB・・・フジテレビ系列・・・さらには、TVh・・・テレビ東京系列ができています。

全国には、いろいろな名称の地方局があります。北海道と福岡は共通していまして、どちらもテレビ局名はすべてアルファベットです。面白いのは、岩手の「岩手めんこいテレビ」。実にほほえましいですね。そのうち「チャグチャグ馬っこテレビ」などが現れるかもしれませんね。

このごろは全国的に地方局も独自性を出しています。特に夕方の番組では、自社制作の情報番組などを、長時間放映しています。言うまでもなく、大阪のテレビ局は、最も早くから独自性を出していて、2時頃始まるワイドショーまでも「大阪発のもの」を昔から放映してきました。

番組もそうです。たとえばNHK朝の連続テレビ小説も、テレビ大阪制作のものが、しばしば見られます。NHK名古屋は昔から『中学生日記』や一部のドラマなどを制作してきましたね。

ただし、皆様ご存知のように、たとえば日本テレビの番組と言いましても、実際には、その下にある「番組制作会社」が作っていることが多いのであり、最近は制作会社の社長が自殺したりという事件に見られますように、制作会社の経営は苦しいようです。

次に横の関係ですが、私の子供の頃は、TBSの番組内では「決してフジテレビやNHKのことには触れず、それは大きなタブーでした」。しかし、最近は違います。フリーアナウンサーが増えるに比例して・・・また明石家さんまさんなどの縦横無尽なタレントの影響で、そういうことは、次第にフリーになってきています。

次回はCMについて述べたいと思います。その後、アメリカのテレビとの比較をしたいと思います。

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2009年7月24日 (金)

テレビ今昔物語28

1972年(昭和47年)の北海道の朝のテレビ番組を見てみましょう。何度も言いますが、北海道の番組と、東京のテレビ番組は、ほぼ同じと見ていいでしょう。

3月23日木曜日ですが・・・

NHKは朝の6時から放送が始まっています。まずニュースですね。教育テレビも6時です。英語会話中級「ほうきはほうき」というのをやっています。

STV(日本テレビ、フジテレビ系列)は、6時50分の「コンサートアワー」です。

HBC(TBS系列)は、6時20分にテストパターンです。その後6時30分の「ホビータイフ」が最初の番組です。

HTB(テレビ朝日系列。当時はNET系列)は、6時45分の「オープニング」というのが最初です。

こうしてみますと、やはり始まるのが大変遅く、5時台ではテレビは見られなかった・・・ということになります。

朝で目立つ番組はSTVは9時~10時半が『小川宏ショー』ですね。松村満美子さんがアシスタントですね。HTBは8時30分~9時30分が『奈良和モーニングショー』です。溝口泰男さんと若林善子さんがサブとアシスタントをやっています。いずれの番組も、時間が短いですね。『奈良和モーニングショー』が一時間。『小川宏ショー』が一時間半です。

現在は、『スッキリ』(日本テレビ)が2時間25分。『スーパーモーニング』(テレビ朝日)が1時間55分。『とくダネ!』(フジテレビ)が1時間55分です。

さらには、上記の前の番組として『ズームインSUPER』(日本テレビ)、『やじうまプラス』(テレビ朝日)、『みのもんた朝ズバッ!』(TBS)、『めざましテレビ』(フジテレビ)がありますが、それぞれ2時間30分~3時間も放映しています。

現在、朝のワイドショーや情報番組が、ものすごく長時間、放映していることがわかります。

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2009年7月18日 (土)

テレビ今昔物語27

昭和47年(1972年)のテレビ欄について、さらに詳しく見てみましょう。

私が子供の頃、テレビは真夜中は、全く放映していませんでした。

じゃあ、スイッチを入れると、どうなっていたか?・・・・「砂嵐」です。テレビ画面は「ガーッ」というものすごい不気味な音を立て、砂塵が舞っているような絵?が見られました。子供の私は、この画面が怖かった記憶があります。

では、実際に「砂嵐の前」は、どのようになっていたかを調べてみましょう。

まずNHKの昭和47年(1972年)3月22日(水曜日)は、夜11時45分のニュース・天気予報で放映が終わっています。

TBS系のHBCは0時26分の「あすの天気」が最終です。

日本テレビ・フジテレビ系列のSTVは0時20分の「あまから夫婦」が最後です。

テレビ朝日系列のHTBは0時08分の「クロージング」で終わりです。

・・・やはり、どのテレビも真夜中には、ほとんど放映をやっていなかったのでした。

・・とい言いますのも、私たちの子供の頃は、もっと人々は早寝をしていました。私などは夜の8時頃には寝ていましたが、これは例外としましても、大抵の子供は10時には寝ていました。大人だって、11時半くらいには、寝ていたのではないでしょうか?・・・おそらくは、昭和30年代は、電化製品もあまりなく、自動車も珍しい時代。栄養状態だって、肉は珍しく、蛋白源は魚や卵や納豆でした。サプリメントもないし、病気に罹っても、薬などの治療体制は整っていませんでした。ですから、人々は昼の仕事に疲れ、また栄養もそんなによくなく、結果的に早寝をしていたのでしょう。その続きの40年代も、電化製品こそ、ありましたが、やはり人力に頼る部分が多かったのでしょう。たとえば銀行員は、電卓がありませんから、手で計算していたわけです。大変な労力と言わねばなりません。

・・そういう状況の中、人々は睡眠をタップリ取らねばならず、必然的に、テレビ番組も早く終わっていたのではないかと、推測いたします。

これに対して、現在2009年7月16日(木曜日)の深夜番組を見てみましょう。すると、休みを知らないことがわかります。NHK教育テレビでさえ、2時52分まで放映しています。テレビ東京は4時までですが、TBSと日本テレビとフジテレビとテレビ朝日は朝までずっとやっているようです。つまり、現在のテレビは、夜に眠らないテレビになっています。ただし「夜に眠らないテレビ」になったのは、ずっと以前からです。その正確な時期はわかりませんが、相当昔だった記憶はあります。

いずれにせよ、テレビ黎明期や私の子供の頃には、考えられなかったことです・・・

・・・じゃあ、1972年のテレビの朝の番組はどうなっていたのでしょうか?・・・これにつきましては、次回に見てみましょう。

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2009年7月13日 (月)

テレビ今昔物語26

前回は、STV、つまり東京の日本テレビ・フジテレビ系列の夕方の番組について述べました。今回は他のテレビ局も見てみましょう。

まずNHKですが、これは昭和47年当時、木曜日の夕方6時から「世界のアニメーション」という番組をやっています。6時半からは「四つの目」・・・これも子供向けの科学番組です。5時台は「大相撲春場所」でした。

次に、HBCはどうでしょうか?これは東京のTBS系列ですが、5時からが「海底少年マリン」、5時半からが「マンガ劇場」です。6時からは「マグマ大使」となっています。これも明らかに、5~6時台が子供番組だったということです。

さらに、HTBを見てみましょう。東京のテレビ朝日(当時はNET)なのですが、これも5時からは、「ジョー90~魔神~」となっていて、5時30分が「ガリバーと小人たち」、6時からがニュースですが、6時10分からは「ひみつのアッコちゃん」となっています。

こうしてみますと、どのテレビ局も、おしなべて、夕方は子供向け番組だった・・・ということができるでしょう。

次回は、真夜中の番組について、現在のものと比べてみましょう。

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2009年7月 9日 (木)

テレビ今昔物語25

今は、私の手元には、1972年(昭和47年)323日の新聞があります。

今から、37年前の新聞です。

北海道の地方紙なのですが、テレビ欄があり、私たちは当時のテレビ番組を知ることができます。

当時の北海道のテレビ局の番組は、東京のテレビ局に90%以上依存していました。その対応は・・・ほぼ東京の「日本テレビとフジテレビ」が、北海道の「STV」、「TBS」が「HBC」、「テレビ朝日(当時はNET)」が「HTB」という関係でした。ですから、東京のテレビ局の番組も、かなり知ることができます。もちろんNHKは全国共通ですね。

まず、とても顕著なことがあります。それは子供番組が非常に多いことです。

STV(日本テレビとフジテレビ)の夕方5時から7時半までが、ほぼずっとアニメなどの子供番組です。タイトルは、5:005:30が「黄金バット」、6:00~6:30が「ミラーマン」、6:306:40が「男どアホウ!甲子園」、7:007:30が「ゲゲゲの鬼太郎」となっていて、その間に、ニュースやテレビガイドなどが入ります。なお7:308:00は「底抜け脱線ゲーム」というバライティです。なお、この日は木曜日でした。

・・・このように、子供番組が、夕方の5、6時台にあるというのは、北海道に住んでいた私の子供時代の常識でありました。いや、全国的な傾向でしたでしょう。

これについて、次回は、もっと詳しく見てみましょう。

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2009年7月 4日 (土)

テレビ今昔物語24

・・・大学批判と、新しい学問・・・については、今回で最後にさせていただきたいと思います。

要するに、私が申したいことは、「学問とは、最終的に、個人の幸福に資するものだ」ということです。現在の科学技術をもってすれば、地球65億の人々が、平和かつ幸福に暮らすことは、それほど難しいことではありません。

しかし実際は、10億の人々が飢え、多くの人々が苦しい病いや悲惨な事故、忌むべき戦争などで、命を落としています。精神的におかしい人々も無数におられるでしょう。

精神的におかしくなる原因の一つが、無理をするからです。私たちはもっと、自然な生き方をすべきなのです。自然な生き方をし、それで満足し・・・精神の安定をはかる・・・まずはそこから始め、次の過程で「学問を、有意義に利用すればいいのだ」と思います。

「学ぶって楽しいじゃないか」・・・というところに来ればしめたもの・・・もっとも、競争社会や学歴社会では、そこまで行くのは、難しいのです。しかし一人ひとりの自覚で、前進しようじゃありませんか。そして、一人ひとりの心から、憎しみや怒りなどの悪い感情がなくなるような学問が育てばいいですね。

「学問は人間の幸福のためにある」・・・・この視点を決して忘れないようにしたいものですね。

とりあえずすること・・・・他人を憎むのはやめましょう!・・・そして、「自分が社会のためにできること」・・・これを一生懸命に考えようじゃありませんか!

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